ゴルフ場での披露宴 その２

怒涛の週末もひと段落しました。
さて土曜日の披露宴の続き。

無事、人前式が終わった後は、車で移動して披露宴会場へ。
こちらはゴルフ場内にあるホテルの宴会場で行います。
会場ではすでにシンガーの方が音声チェック中。

私はというと、祝電の確認やら、進行の確認やらであちらこちらへばたばた。
そんな中、新郎からスピーチを一組増やせないかという相談。
実は、2日前くらいにカラオケが増えていて、すでに時間的には厳しい状況。

というのも、この会場はゴルフ場だけあって、駅までは相当時間がかかります。
ホテルからシャトルバスが出てるんだけど、1時間に1本しかないのです。
そのバスに間に合う時間で・・・といわれており、ちょうど披露宴時間が2時間半になれば間に合うんですよね。
相手さんのご希望なので、なんとかそれにあうようにと思って調整しておりましたが、せっかくのことなので、なんとか1組テーブルスピーチ風に増やすことにしました。

そんな事情もあり、披露宴は二人の準備が出来次第、早めにスタートすることに。
とはいっても、写真とったり、新婦のお着替えがあったりで、10分ほど押しでスタート。

そんな中、今回は、会場だけ借りてる状態なので、音響さんも持ち込み。
でもこの音響さんが悪いのか、その会場の音響が悪いのか、めちゃくちゃ音楽の出足が悪い。
そう、コメントと音楽のタイミングがあわない。

司会には決め言葉っていうのがあるんだけど、その言葉にあわせて、扉が開いたり、照明が消えたり、音楽がはじまったり・・・というふうに動きます。
それが、音楽が始まらないのです。
もう、なんだか微妙な間があくんですよね。

それと、マイクのコード類もばらばらに伸びていたり、巻かれてなかったりで踏みそうになるし、なんだかなーと思いつつも、ま、しょうがないかと進行は進みます。

披露宴自体はとっても和気藹々として、楽しく盛り上がっていたのですが、何しろキーマンになる人がいないので、司会がその役割をしなきゃいけない状況に。
進行の変更があると全員に確認したり、連絡したりしなきゃいけないのが大変。会場スタッフやら、音響さんやら、介添えさんやらに連絡してまわってました。

そして、ご列席の方もなぜか司会にいろいろ言いにこられるのです。
後半、色直し入場後、次のスピーチの方を紹介しようとしているときに、いきなりしゃべりかけられたときは、どうしようかと思っちゃいました。
とりあえず、お待ちいただいて落ち着いてから聞いてみると、新婦のご親族のみなさまからのご要望で、新郎のお母様に出演してほしいといったところ、新郎のお許しがなかったら出られないとおっしゃった、と。
ふむふむ、とそこまで聞いていたのですが、その後にびっくり。

「それで、司会者さんから新郎にお母様が出演してもいいという承諾をとってくれませんか」と。

・・・いや、いきましたけど、新郎に確認にはね。
でも、それはスタッフでやってよーとさすがにちょっと・・・でした。

まあ、結局私がお伺いしにいき、新郎のＯＫもでたので、イベント追加。みんなで河内男ぶしを歌い、踊るというものです。
その調整をして（またみんなに連絡しているときに）、スタッフの方から、バスの時間があるので早く進めてくれだの言われたときは、まじで切れそうになりました。

まあ、とにかく行ってみようと、その最後の河内男ぶしスタート。
やってみたら、河内音頭を会場中踊りまわり、新郎も参加し、黒人シンガーの方も参加し、なんだかすごい盛り上がって、いい演出だったんですけどね。

時間も若干オーバーくらいでなんとかお開きを迎えることができました。

お開き後、新郎新婦やご両親からはお褒めの言葉もいただき、大変だったけど、いい式になってよかったーと一安心。

その後、着替えてご両親のご好意でスタッフみんなホテルのバイキングで食事させてもらいました。
そこでなぜか、出演していた黒人シンガーのPJ3さんとそのエージェント（日本人）さんと意気投合。
といっても私ではなく、一緒にいたあづちゃんが。
彼女は、英語ができるので、3人で英語で笑いあったりしてるんですよー。うらやましい。

でも、わたしもわかってるような振りをしつつ、なおかつわかる単語をつなぎながら、会話に参加。
あまりに楽しかったので、なぜか奈良まで私の車に二人が乗っていくことになってしまいました。
車の中では、PJ3さんのライブの音源を聞きながら、ドライブ。
運転代は、今度はPJ3さんのライブに招待してもらうことでチャラにしました。

ハードな一日でしたが、いろんな出会いもあり楽しかったで～す。